仮想的なゲームパッドのスティックを上に倒して固定し、擬似的なオートラン状態を作り出すツールです。
オートラン機能のない WASD 移動タイプのゲームで擬似オートランを実現する簡単な方法は、キー再配置が可能なツールを使って、W キーを押した状態で固定することです。しかし、テキストを入力しようとしたり、ゲーム以外のアプリケーションをフォアグラウンドにしたりすると、キー固定では不都合が生じます。
そこで、ゲームパッドに対応したゲームに限定されますが、仮想的なゲームパッドを用意し、そのスティックを上に倒した状態で固定する方法を考えました。このツールは、仮想ゲームパッドとして Headsoft の VJoy Virtual Joystick Driver を使い、AutoHotkey によるスクリプトで固定状態のトグルを制御して、副作用の少ない疑似オートランを実現します。
なお、VJoy 以外の(本物の)ゲームパッドが接続されている環境では正しく動作しないことがあります。その場合、ゲームパッドを PC から外してください。
まず autorun.exe を実行します。その後、CTRL-W でオートラン/ストップをトグルします。CTRL-S でストップします。
CTRL-W や CTRL-S 以外のキーを割り当てたい場合、autorun.exe ではなく、同梱の スクリプト autorun.ahk を修正して使ってください。スクリプトの実行には、32 ビット版の (AutoHotkey ではなく) AutoHotkey_L が必要です。
同梱の VJoy.dll は、Headsoft の VJoy Virtual Joystick Driver にて公開されている VJoy SDK に含まれるコンポーネントです。VJoy は Creative Commons Attribution-NonCommercial-NoDerivs 3.0 Unported ライセンスの下に公開される Headsoft の著作物です。